うまく話そうとせずにボディランゲージを意識して、まずは在り来たりな会話からスタートすることです。それができたら次は会話の流れやボキャブラリーを覚えていき現場で使っていきます。
悠川 智矢です。
「相手と何を話していいのかわからず、不自然な会話しかできない…」
このような質問を頂きました。
会話というのはいきなり核心をついた話をするものではなくて、相手との関係性に見合った会話から少しずつチューニングを合わせていきます。
会話が苦手な人は常に心の中で、
「気の利いたことを言わなければ…」
「面白いことを言わなければ…」
「変なことを言わないようにしよう…」
と考えてしまい、その結果、何を話していいかがわからなくなり不自然な会話をしてしまったり、黙り込んでしまいます。
初対面の相手や関係がそこまで深くない相手と話すときは「何を話していいかがわからない…」ということはよくあります。
しかし、そこで焦ってしまったり奇抜なことを言おうとすればするほど緊張から会話が出てこなくなり不自然な会話になってしまいます。
焦りは禁物です。
「会話をしなければならない…」
と思えば思うほど緊張ばかりが増していき話せなくなりますし、話しても不自然な会話になります。
うまく話そうとせずに開き直る
ゆっくりと呼吸をして心を落ち着かせて、在り来たりな会話からスタートすればいいのです。
このときに大事なのは、会話の内容ではなくてボディランゲージです。
おっかない顔をしていたり、逆に、ニヤニヤしながら近づいたら相手は警戒します。
自然な笑顔で話すことを心掛けてください。
難しく考える必要はありません。
- 天気の話
- ここまでどうやって来たのか?
- どの辺に住んでいるのか?
このあたりのことを笑顔で話せばいいのです。
まずはそこからです。
こちらが構えれば構えるほど相手も警戒して距離を置き始めますので、落ち着いてナチュラルに話せば大丈夫です。
何を話せばいいかは、ほぼ決まっています!
恋愛でもビジネスでも、その他のプライベートの会話でもそうなのですが、会話の内容ってほぼ決まっています。
「嘘つけ!!」
と思われるかもしれませんが本当です。
もちろん、専門的な仕事の話などは別ですが、人と仲良くなる会話に関してはほとんど同じです。
以下のような会話で人と仲良くなれます。
一応、シチュエーション設定がないと会話例も出しずらいのでシチュエーション設定しますが、本質的な部分はこれの使い回しです。
交流会やパーティーで「人と仲良くなる会話事例」
あなた:はじめまして…
相手:どうもはじめまして
あなた:今日はお一人で来ているのですか?
相手:はい、今日は1人です。
あなた:私も1人なんですよね…。よければ仲良くしてください。
相手:はい、ぜひ
あなた:今日はお仕事の帰りか何かですか?
相手:はい、仕事の帰りです。
あなた:それはお疲れですね!
相手:今日は早く帰れたので、そうでもないんですよね。
あなた:そうなんですね。
お仕事は何系なんですか?
相手:飲食系の仕事をしています。
あなた:そうなんですね。
じゃ~時間はけっこう不規則なんですか?
相手:そうですね。わりと不規則です。
あなた:今日は、どうして参加されたのですか?
相手:人脈を増やしたかったので…
あなた:どんな系の人脈を増やしたいとかあるんですか?
相手:「〇〇系」の人脈を増やしたいんですよね…
あなた:そうなんですね。
パッとは出てこないですけど、私の知り合いにそうした仕事をしている人がいるかもしれないので、そしたらご連絡しますね。
相手:本当ですか?お願いします。
あなた:わかりました。でも、連絡するといっても連絡先を知らないと連絡もできないので、よろしければ連絡先の交換だけでもいいですか?
相手:はい、ぜひぜひ!
こんな感じで聞けば、相手と仲良くもなれますし連絡先も交換できます。
これは恋愛(プライベート)にもビジネスにも活用できる会話術です。
人見知りの人が相手と深い仲になるための会話術
相手の興味のあることを聞いて、それに(もしかしたら)お力になれるかもしれないような雰囲気を見せることです。
実際に力になれるかどうかは大事ではなく「そうした気持ちを持っている」ということが相手に伝わればOKです。
このページでご紹介しました「会話事例」の流れに沿って会話を展開していけば、人と仲良くなれます。
そして、「何を話せばいいかがわからない」ということもなくなりますし、不自然な会話もなくなります。
参考にしてみてください。
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